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zoom RSS 『破提宇子』稽古場日記−9

<<   作成日時 : 2015/09/14 02:38   >>

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三日前に装置打ち合わせを美術プランナーの丸山賢一氏と行い、演出助手兼務の女優・中村真衣と共に立ち会ってくれた野口清和が、稽古場にほぼ劇場と実寸のばみりをしてくれて、とうとう立ち稽古が始まった。もう立ち稽古が始まったのでは無い。やっと九日目なのでは無い。全日程の四分の一ぐらいは既に使っているのだ。

私は昔からシンメトリーに拘った絵柄を作る好みがある。ライバルと公言した某劇作家も、
「あなたのお芝居はミザンス命ってところがあるでしょう?」
と指摘している。装置は完全なシンメトリー……であるが故に、俳優の立ち位置には一寸一部の狂いも無い至上美が要求されるのだ。

七年前から続けてきたワークショップで、立ち位置とかミザンスとか、それなりにやって来たはずの演出家であったが、この劇作家、舞台の絵を見ているようで見ていないところがある。演出家はこれから苦労する。しかしながら劇作家は演出家と同一人物なので文句は言えない。全ては自分に返ってくる。もう、いちいち俳優の立ち居振る舞いが気に入らなくなって、止め止めの稽古が続く。

劇作家にしろ、演出家にしろ、その求められる才能とは空間認識だ。勿論、登場人物の内面というものはある。だが、そんな事も考えられない奴は、そもそも演劇に関わる資格はない。演劇とは選ばれし者の営為なのだ。

だがしかし……テーブル稽古を離れたところで、始めて生まれて来るテンポというものもある。今回、初舞台に近い若手達を何人か起用している。ベテランの俳優さん達は、彼等、彼女らに、きつくあたること無く自分の財産を継承してくれようとしている。これは本当に嬉しい。涙が出てくる。そうして演劇は進化していくのだ。

稽古後、ダイジュとミッチーと飲み。それより面白かったのは、終電に向かうエレベーターで一緒になったルワンダからの留学生さん達と、親しく話したこと。当然、チラシもお渡しした。お互いに母国語では無い筈の英語で話したんだが……ルワンダの方々の降りたい駅の前で、私とミッチーは下車。後をダイジュに託したのであった。

「See You Again. Enjoy Japan.」

あなあんて云って、あたしは下車しちゃったが、ダイジュ、上手くやれたのか?

明日の報告が楽しみである。


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演劇実験室∴紅王国・第拾参召喚式『破提宇子』のプロモートページはこちら↓

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kurenai-/hadaiusu-promo.html

入場券は9月6日(日)より発売、予約開始しました。

前売り券購入フォーム、ゲッティーは上記プロモページにリンクあり。

電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540(受付時間 平日10:00〜18:00)
ご注文の際に「野中友博の扱いで」とお申し付け下さい。

当日、劇場受付にて料金の精算、とりあえずネットで予約のみと云う方はこちらから。自動的に野中の扱いとして登録されます。
携帯から http://ticket.corich.jp/apply/67466/001/
PCから https://ticket.corich.jp/apply/67466/001/

皆様、御来場、お待ちしてます(^_^)

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