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zoom RSS 続・オセロ中島・占い師・メディア

<<   作成日時 : 2012/03/08 03:09   >>

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 前回に続いてオセロの中島知子を巡る洗脳騒動について書く。メデイア批判になるかも知れないし、占い師や霊能者についての批判になるかも知れない。とはいえ、私は副業だといいながらも占い師としてはプロフェッショナルであるので同業者の悪口は書きたくないのだが、前稿がメディア批判に傾いていたので、今回は、少し、マインドコントロールや占い師という仕事について食い込んでみようかとも思う。

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 前回も書いたが、私はテレビを殆ど観ないので、ワイドショーのキャスターやコメンテイターが、どんな質感を持ってこの件を語っているのか分からない。人づてに聞いたところでは、大方はトモちゃんに同情的であり、自称占い師についても、実名や写真が出る訳でもなく、過去のサッチー騒動の時のようなバッシングを受けている訳でもないようだ。今現在、主とした話題は「マインドコントロールとは何か?」というような事に話は傾いているらしく、そんな事はオウム事件の時にさんざん放送されたではないか思うのだが、現在、20代前半以下という人達にとってはオウム事件のリアルタイムでの実感も無かったのだなと思うと、それも仕方がないのかも知れない。

 オウム事件の時、或いはサッチー騒動の時、ワイドショーをはじめとするメディアのオウム叩き、サッチー叩きは常軌を逸するようなものだった。それに対する違和感は、劇作家としての私のモチベーションを上げる原動力にすらなっていた。

 私がメディアに対して思うのは、オウム事件や法の華やらの前例がある中で、『オーラの泉』のようなスピリチュアル・ブームを先導したのはメディアその物ではないかという違和感がある。カルトは糾弾されるべきだが、スピリチュアルは受け入れるべきだという風潮を作ったのは明らかにメディアだ。カルトは信仰を伴うが、スピリチュアルには信仰は必要ではない。別のブログにも書いたが、スピリチュアルとは神無き神秘体系だ。信心深い人にとっては、こちらの方が胡散臭い事この上ない。だが、そうしたスピリチュアル系に対する地ならしをメディアがしてしまった事によって、中島知子のような洗脳被害者が出てしまったのだという事はもっと指摘されていい。

 占い師というのは不思議な職業だ。クライアントは家族や友人、配偶者や恋人にも言えない事を占い師に相談して助言を欲する。法的に明文化されている訳ではないが、多くの占い師は相談内容に対して守秘義務があると考えているから相談内容を他人にべらべらと喋ったりはしない。そして、多くの占い師は、相談された内容に対して、運命的な未来予知をするのでなく、最善の選択が出来るように助言する。占星術研究家で翻訳家の鏡リュウジ氏は、「占いとは統計と心理学に基づくカウンセリングである」と定義しているが、私も大筋でその事に同意する。

 ただ、中には依存してくるクライアントに対して支配的なマインドコントロールを行う占い師や、スピリチュアル・オタクその物のような占い師もいるから、この仕事その物が胡散臭い事だと認識されても仕方がない部分はあるだろうと思う。私は占い師ではなくて魔導師だと自称しているけれども、それは自分が仕掛ける演劇もまた魔術であるという認識に起因している。しかしながら、確固とした信仰無い人程、占い師や霊能者に自由意志による選択を放棄して、占い師依存、霊能者依存をする人達が少なからずいる。オセロのトモちゃんもそうだったのだろう。

 私は演劇人としてもそうだと思うけれども、占い業界でもかなり浮いた存在なのだと思う。だってスピリチュアルという言葉を否定し、オカルティストや魔導師だと名乗り、あたるかあたらないかなんて問題では無いと言い放っているから……ただ、私は誠実であらねばならないと思っている。その事について恥じる事は一つもない。私は誰かに寄生する気もないし、そんなカルマを背負い込むのはごめんだと思っている。

 とりあえず、中島知子は洗脳監禁状態から奪回できたようだから、ゆっくりと、数年をかけてでも、芸能界復帰なり社会復帰をしてくれればいい。そしてメディアには、スケープ・ゴートのように占い師狩りや霊能者狩りをする前に報道すべき事があるだろう。それは原発事故のその後の問題だ。東電のばらまいた放射能の罪は、地下鉄にサリンをまいたオウムの幾千倍も罪深い。それを指摘できないというのが、今のるメディアの最大の弱点だ。スポンサーの批判は出来ないのだ。

 一緒くたにされては困るが、詐欺師まがいの占い師や自称霊能者が大勢いる事は事実だ。占い師バッシングも霊能者バッシングも仕方あるまい。ただ、『オーラの泉』のようなスピリチュアル・ムーブメントを巻き起こしたのも、またるメディアであると自覚して欲しいのである。

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