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zoom RSS 『我が名はレギオン』稽古場日記-28

<<   作成日時 : 2009/11/11 00:41   >>

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 本日は昨日やり残した第二使徒の取り調べシーンのやり直しから……何とか最後まで返したかったが、プロファイラー役が悩んでいるようで続行を断念して後日に回す。更に家族のシーンを続けるが、ここでも父親役に迷いがある。この二人は殺人犯を受け入れ、受け止めるのだ。つまり、歯の浮くような言い様ではあるのだが、つまりそれは愛なのだ。

 今日は稽古の前に朝日新聞社に行き、今回の作品についてのインタビューを受けた。あんまり取材に答えるのは得意ではないのだが、いつもよりも私は饒舌であった気がする。つまり、この作品の根底にある動機という物が、「殺人を犯す人間はとても不幸な人間なのではないか?」と言う事だ。

 これは、加害者の人権などと云うちんけな話ではない。被害者や遺族が不幸であるという事は当たり前だが、その不幸を導き出したのは加害者自身の背景にある不幸ではないかという事だ。殺人という行為を犯す事もまた不幸な事ではあるのだが、殺人者は殺人者になる前の不幸を背負っている……それを見抜き、受け止めるのがプロファイラー役と父親役なのだ。

 シ者の声を聞くべきは殺人犯その人である。そしてシ者の声を伝えるのがプロファイラー役であり父親役である。これにはどんなに時間をかけても良いと私は思っている。

 帰宅後、戯曲『我が名はレギオン』の掲載されたテアトロ12月号が届いていた。一両日中に書店に並ぶはずである。観劇前に戯曲を読みたい方はこちらをどうぞ♪

画像


『我が名はレギオン』の公演詳細はこちら↓

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kurenai-/legion.html

予約フォームはこちら↓「扱い者」には「野中友博(紅王)」を選んでね♪

https://ssl.form-mailer.jp/fms/4281a82d65759

インターネットラジオ、「風ラジヲ スペシャルch.」、「pekoと食器棚となだのきとぬりだした絵の具」第37回(11/6より配信開始)と第38回(11/7より配信開始)に紅王、野中友博がゲスト出演、『我が名はレギオン』と演劇について語っています。こちらもお聞き下さい。

http://kazeradio.seesaa.net/

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
貴一、いい顔してるね。写真だから?…じゃないよね!
プロファイラーは同調したり共鳴したりする事で全て読み取る訳ではないだろうけれど、ふたつの世界の瀬戸際を歩いていくのは強靭な精神が必要でしょうね。
父親である事も、心の広さ、大きさ、正面を向こうという強さが必要ですね。
 (野中さんの今までの戯曲には、具体的に出てきたことはない気がします。
 女ばかりが強くて……しかも女はすでに乗り越えて昇華していることが多いし。)
今回の直面している人々(男たち)が闘っている所は、辛くて辛くて、切なくて、震えるほど悲しく美しいと思います。
やっぱりそれを根底で支えているのは、愛、ですよね。
愛は鬼にも蛇にも天使にもなれるのだ。と言うか、鬼にも蛇にも天使にもなるのだ、必然的に。

このコメント、上手く伝わっているかなぁ……難しいなぁ言葉って
KIRA
2009/11/11 22:41
 やっぱりお前は天才だな、KIRA! 誰よりもきっと作品の本質を看破している。

 やはり男は弱い。直視するという勇気に欠けている……

 お前が稽古場にいてくれたら……
紅王
2009/11/12 02:08

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